カーペットは大きく、洗濯機で丸洗いするのが難しいです。
そのため、掃除機を使い、目に見えるゴミやほこりを取り除くのが精一杯だという方も多いと思います。
しかし、カーペットには汗や皮脂汚れが付着しがちなため、掃除機をかけただけでは除去できない
臭いや汚れに悩まされている方も少なくないのではないでしょうか??
そこで今日は、重曹を使ってカーペットを掃除する方法を紹介いたします。
重曹の効果
重曹の効果はまず、除臭効果です。
雑菌以外の、人の汗の臭いやペット臭などの不快な臭いは、水洗いしなくても重曹で落とすことが可能です。
また、しみ汚れを落とす効力も重曹は持ち合わせています。
重曹は水を加えるとアルカリ性を持つ特性があるため、皮脂や食べカスなどの
油汚れを中和して分解する作用があり、効果的に落とすことができます。
重曹を使い臭いを落とす
重曹を使ってカーペットの臭いを取り除く方法を紹介します。
使う道具は、重曹と掃除機、乾いた布や雑巾になります。
手順は、カーペットにまんべんなく重曹をふりかけて1~2時間ほど放置します。
1~2時間放置した後に掃除機を使って重曹を吸引します。掃除機はなるべくゆっくりかけましょう。
重曹は空気に触れてから臭いを吸着していく特性があります。
そのため、汗の臭いが気になる場合は、1箇所だけにかためて置く方法よりも、全体にうっすらとまくほうが高い効果が望めます。
放置する時間が長いと、除臭効果が高まるので、寝る前に重曹をカーペットにかけ、翌朝に掃除するといいでしょう。
重曹を使い汚れを落とす
しみ汚れがカーペットに付着してしまった場合は、酸素系漂白剤と重曹を併用するのがおすすめです。
準備するものと掃除の手順は、以下の通りになります。
- 酸素系漂白剤
- 重曹
- 容器
- 雑巾2枚
- ゴム手袋
- 電子レンジで湿らせた雑巾を火傷しない程度の熱さに加熱しておく。
- 容器に重曹大さじ1を入れ、酸素系漂白剤20ccを加え、ゴム手袋をした手でしっかりとかき混ぜる
- 汚れが気になるところに重曹ペーストを塗布する。
- しばらくおいたあと、電子レンジで加熱した雑巾を使い軽くたたく。
- 汚れにほんの少し水をたらして、乾いた雑巾で軽くたたく。
- 汚れが落ちるまで3と4を繰り返す。
- 仕上げに水拭きをして、汚れと重曹ペーストを拭き取る
色のついたカーペットの場合には色落ちする恐れがあるので、まずは目立たないところで試すのが良いでしょう。
また、ゴム手袋をしないと酸素系漂白剤が原因で手あれを起こすことがあるので注意が必要です。。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は重曹の使い方や効果を紹介しました。
重曹をうまく活用して、カーペットを綺麗に掃除しましょう!